諏訪神社

仁治2(1241)年に菱山肥後守入道隆顕和尚が、天台宗の鳥岳山清真寺建立と同時に信州諏訪大明神を勧請したとされる。

棟札によれば、享禄3(1530)年に現在地へ遷座され、安永4(1775)年の再建を伝える棟札も残っている。現在の社殿は、そのときの造営といわれる。

鳥屋諏訪神社大杉
鳥屋諏訪神社大杉の御神木として地域に親しまれてきた大杉(目通り五米、高さ二十六米)が、樹勢の衰えにより倒壊危険が出てきたため、平成二年三月九日に地域の人たちにより伐採された。
神奈川県林業試験場による切り株調査の結果、樹齢は三百六十六年(西暦一六二四年寛永元年後水尾帝、徳川家光の代より~一九九0年まで)年輪を直読出来る切り株は県下でも珍しく、保存する価値は高いとの評価を受けた。
また、地域から切り株を残して後世に伝えたいとの声も高まり、保存するものである。
平成三年十月 津久井町教育委員会

 

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更新日:2023年02月07日 19:27:45