宮ノ前
宮ノ前(みやのまえ)
鳥屋の小字。現在は「宮ノ前」。慶応4年の村絵図は 「宮之前」とあり、「之」が入っている。
小字(こあざ)とは、市区町村内の区画のひとつ。
小字の上位の区画に大字があり、大字のなかの細かい区画を小字、もしくは単に字(あざ、あざな)という。
日本では明治22年頃、昭和の戦中戦後頃、そして平成の3つの時代に多く市町村合併が行われたが、大字とは明治期の合併によって消滅した江戸期よりの村々の名、区画をそのまま新自治体が引き継いだもので、小字とはその村々のなかの細かい集落や耕地を指す地名である。
例えば、新宿市大字渋谷字池袋とあれば、その池袋とは明治初年には渋谷村の池袋集落といった具合になる(例外もある)。
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更新日:2023年02月07日 20:13:34